オーガニック・ハラルのたしなみ

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生ごみ「キエーロ」/ コンポスト

 先日、偶々ネットで見かけたのですが、
 生ゴミを土に埋めて自然に還す「キエーロ」なるものを
自分もやってみることにしたので覚書を記録します。
(今なら、寒いのがしばらく続くので、臭いや虫の湧く心配が少ない)


コンポスト:キエーロ

手軽に始めるには、

  1. 大きめのプランターに黒土(土は何でも。砂や粘土質でなければ良い。)を入れ、
  2. 穴を掘って生ゴミを土によく混ぜる(量は少な目、小さく刻んだ方が早く発酵が進む)
  3. 上から乾いた土を3~5cmくらいかぶせる(これが重要。臭いや虫の予防になるそうです)
  4. 数日経つと、ゴミは分解されている(冬は2週間とかかかるそうです。)

置き場所は、部屋の中でも、ベランダでも・・という感じです。
但し、バクテリアが活動するのに、

  • 太陽の光で温かく、
  • ほどほどの換気がある状態、

が必要です。
私はこの「手軽」な方法で実験してみます。


本格的に始めたい場合は、

 以下の方法は、「かんたん」よりは費用がかかります。
しかし、自治体などの助成・補助を利用できる場合、安くなることも。


  • キエーロの公式サイト(下にリンクあります)を見ると詳しく載っており、
  • ふるさと納税や通販などでも取り扱いがあったり、
  • Facebookなどで全国に拠点がある「コミュニティ団体」みたいな感じで、地区ごとに代表みたいな方がいて教えて貰ったり購入出来る様でした。


 因みに、キエールという「生ごみ処理容器」なる製品もありました。
他にも
「生ごみ処理機」というものや、ゴミを乾燥させるものもありますが、
電気代もかかるし、ゴミにお金をかけられるほど余裕のある富裕層向け?


思った・思い出したこと

 キエールもキエーロも、コンポストとほぼ同じでは・・・と思いましたが、
コンポストと言えば、結構前(30年くらい?)からあるし
自治体の補助金などがあって安く入手できる場合もあります。


 かく言う自分(自宅)は、もう何十年も昔に実家で親が購入した事があり、
自分もその中に生ごみを捨てたりしました。
その時に思ったのはハエなどの虫が凄くて、殺虫剤を沢山かけたり、
たい肥にする促進剤をかけたり、(今でいうEM菌でしょうか・・)忙しい。
大変だったことをまとめると、

  • 殺虫スプレーを毎回使っていないと虫が湧くし、
  • 殺虫剤使うと出来上がった堆肥は無農薬ではなく、環境に良いのか分からないし、
  • 殺虫剤だけではなく、促進剤の費用もかかる、
  • 手間がかかり(毎日、殺虫剤散布)ほっておけないし不衛生。
  • 臭いが酷かった・虫が多かった記憶しかない。
  • たい肥には出来なかった。。

「これは確実に・・普通にゴミ捨てた方が良い。」
・・と、思いました。
親戚や近所などで使っている人もいなかったので、
いつの間にか止めてしまっていました。


そういうことがあって、コンポストは禁忌的なイメージが強かったですが、
(2度とやりたくない!・・と思っていました。)
「キエーロ」という、オシャレなコミュニティを発見して
わだかまりが解けました。(←少々大げさな・・)


後で気付いた失敗の反省点

 思い返すと、虫のわいた問題、上に乾いた土をかけておく事とか
不十分だったのかも知れません。
勿論、普通に土は被せていましたが・・庭の土なので湿っていたかも知れず、
あと、たぶん分解しにくいものを沢山入れていました。
分解し難いものは参考に、以下の通りです。

分解しにくいもの

  • 卵の殻・貝殻・魚や肉の骨などのカルシウム
  • 玉ねぎの皮
  • 根菜の皮・・元々、土の中にあったもの
  • 大きな種
  • キャベツの芯・トウモロコシの芯・ブロッコリーの茎
  • みかんの皮

生ごみの分解には水分は必要ですが。上に乾いた土を被せるのも重要。
慣れるまで、加減が難しそうです。
来年の夏が来る前に、

  • 臭いが気にならず
  • 虫の湧かない

キエーロを仕上げたいものです。。


 以下の自治体、キエーロ(超大きめプランター?押入れの衣装ケースサイズ、
幅58センチメートル、奥行39センチメートル、高さ33センチメートル程度or
幅74センチメートル、奥行45センチメートル、高さ33センチメートル程度)
が、なんと・・4~500円で買えます。これなら気軽に試せて良いですね~。。

プリムレア / 水耕栽培 / 培地

 たまたまですが、100均でプリムレアという水耕栽培キットを見つけました。
土を使わないので、

  • 虫がつかない
  • 手間がかからない

気軽にできそうなので、試しに1つ購入。
中には毛糸のクズみたいなものが入っています。

・・これが、100円のプリムレア水栽培セット。


じゃあ、毛糸の切れっぱしで出来るのでは?と思い、調べましたが
そのような強者は不在でした・・。
自分で試すしかないですね。


しかし、「プリムレア 繊維」と検索すると、それっぽい名前の
人造繊維と呼ばれるものがいくつかあり、


特殊な繊維


  • ガラス繊維 プリプレグ・・クッション・ベッドのスプリングなどの詰め物?
  • 強化繊維プリフォーム・・車のパーツや住宅の壁に使う?炭素繊維
  • ロックウール・・ホームセンターで見たり、Wikipediaで読んだ感じでは水耕栽培に使われている。岩綿(がんめん)と呼ばれるがアスベストとは違う、人造鉱物繊維


 上記の右側の言葉は素人の適当な説明(拾い読みの見解)なので、
あんまり信じないようにお願いします。


でも、自宅で土を使わず簡単に栽培できるので、少しですが
完全な無農薬・オーガニック野菜が食べられます。
しかも、今回のプリムレア菜園セットなるものは
安心な日本製でした。


プリムレアという名前ではWikipediaなどには出てこないので、
新しい繊維なのか、製品化の時に新しく付けた名前なのかが不明。


素材:アクリル


とあるので、本当に毛糸で良いのかもしれませんが・・。
公式サイトも見ましたが説明はありませんでした。
真似されたら困るのかもしれないので、店名・製品名は伏せておきます。


他、水耕栽培の培地

  • バーミキュライト・・高温で処理しているので虫は出ませんが、生み付けに来る場合があります
  • スポンジ・・見た目の問題で捨てる時が嫌ですが、一番楽そうです。
  • ハイドロボール(ハイドロコーン)・・何度やっても失敗するので、こちらは却下。もしかしたら、安物だったからダメなのか・・。日本製の良い物を使えば成功するかもしれません。

 スポンジを使おうと思いましたが、毛糸のくずで実験したくなりました。
毛糸は色が薄くて苗などの様子を観察し易いものを探してきます。
できる限り、日本製で。


セダム|増える多肉植物|食べれる?

 今回は、水耕栽培の話から思い出した事ですが
何となく以前から気になっていた多肉植物について。


 自分が子供のころに
近所のおばあさんが育てていた植物がたくさんあって
その中の一つ、
おそらく「センペルビウム マキギヌ」だったのかと思いますが
兎に角、やたらと増えるものでした。
近所の人に植木鉢ごとあげたり、植え替えて分けてあげたり
そういう姿をよく見ました。


私は「挨拶小僧」だったので、いつも挨拶をしては
何かしら話したりしていましたが・・。

それって食べれるの?

・・で、思い出した時にふと、
そんなに増えるのだから食べれたら良いかも?←なんでもこう考える
非常食に最適では?
と、調べました。。


←あとで時間があって上手く描けたら差し替えするかもしれません。


結果:

食べれるものではありましたが、フラボノイドなどのハーブ系成分多めで、
食用とは言うものの薬草扱いになり主食(おかずとしても)には無理(残念)。
食用には、セダム属のツルマンネングサというものが
ナムルなどのサラダの様にして食される様です。
セダム属のツルマンネングサ、かなり増えて困る場合があるらしいです。

繁殖力が旺盛で、節目が地面に接しているとそこから発根し地面をとらえながら地を這うようにしてつぎつぎと殖えていく。


除草剤とか農薬の話が出てきます。
そこまでは考えていなかったのですが、食べて美味しいなら栽培したいです。。



あと、イチゴも・・。無農薬にできるので考えています。
結構、丈夫なので増やす方法(ランナーと呼ばれる茎をカットして株が増える)
もいろいろ研究されていました。


水耕栽培も可能みたいです。ガラスの容器に水だけで育てている写真があり、
見た目がオシャレで、虫の心配が激減するのでやってみたくなります。


 ツルマンネングサについてですが、除草剤を使わなくては困るほど
勝手にドンドン増えていくのは何故なのかと思って調べていたのですが、
葉っぱのかけらが土に落ちても、根が生えてくるほど生命力が強いとか。
他にも、以下のような増え方がありました。
雌雄不稔性(しゆうふねんせい)ということで、受粉しなくても実が成るという。
せっかく調べたので一番下にリンク貼りました。


グランドカバー

・・芝生の代わりに敷き詰める可愛い小さな花や葉のじゅうたん。
雑草対策にも。
セダム属のツルマンネングサの繁殖力を生かして
グランドカバー代わりに使う方もおられるそうです。



センペルビウム

センペルビウムはベンケイソウ科と言い、種類がたくさんあります。


大紅巻絹・・多肉の葉の内側に糸を巻いたように見える。


残念ながら、糸は裁縫には使えないみたいです。
どうしてこうなったのだろうと考えていましたが、
糸と言っても蜘蛛の糸っぽく見えるので
虫よけのためにクモの巣を真似して進化して育ったのかもしれないです。


巻絹(マキギヌ):岩レンゲと呼ばれるもの



参考にしたサイト(Wikipedia多め)

以下の「センペルビウム」のページの日本版はありませんでした。
Google Chromeで開くと、直ぐに「翻訳」の選択が出て日本語に出来ます!



日本版のセンペルビウムはこちらのページにまとめられていました。
ベンケイソウ科・・雑草とも言われていますが。

上記のベンケイソウ科の蔓万年草
学名:Sedum sarmentosum

雌雄不稔性について