オーガニック・ハラルのたしなみ

organic・halal・vegan・無添加のこといろいろ

バイオ洗剤・アルカリ性・菌・臭い

 こちらのサイトへお越し頂き、ありがとうございます。
気まぐれで月に数回(1回の時も!)しか参加していませんが、
気になって調べていた事をまとめて書き留めています。
調べたことを周囲の人に話しても
「あっそう、へ~」
「ふ~ん、そこまで考えてないな」で、あんまり面白くなさそうなので・・
話す気が起こらなくなってきてしまったので、
ここで一気に吐き出しています。
何かしら参考になりましたら嬉しく思います。。。

先に結論

 バイオの防カビは、バチルス菌が主な様です。
使い始めるのは、涼しい季節が良いかと思います。


その菌を育てて防カビ出来るようになるので、
1か月程度は換気扇を回さずに・・とのことで、
夏場はその期間に換気扇を使わないとカビが成長してしまいそうです。。


スタートは、秋冬から。


菌のペーハー(PH)

 「菌」がアルカリ性だとどこかに書いてあって、それを見て素人の考えでは
菌ってなんか酸性っぽいのに(臭い=酸・腐敗、菌=ばい菌のイメージから。)
本当なのかな~と思って調べました。。

  • pH6~8の中性域・・細菌
  • pH4~7の弱酸性域・・カビや酵母
  • pH4以下、pH9以上の酸性。この環境で生育できる生物・微生物は殆どいない


とされています。。

←リトマス試験紙のつもりが、磁石みたいになってしまいました。



強いアルカリ性・酸性を好む微生物もいるけど、極僅かだそうです。
phの基準・中央値(中性)は、「7」だそうです。
中性の洗剤は洗濯しても繊維が傷まないくらい、やさしいので
「おしゃれ着洗い」は中性・・ということですね。


バイオで除菌・防カビ

 元々、排水溝の臭いのが気になって調べていたのですが・・
納豆などの「バチルス菌」がバイオの「排水管の洗剤・消臭」として
環境にも優しいと人気になっているみたいです。
試しに「納豆菌(枯草菌)」を調べると普通に通販で買えますが、
納豆を自家製で作るためのものらしく、
この菌を購入してそのまま撒いても消臭できそうには思えません。
納豆のイメージがあるので逆に臭くなりそう?←素人の思考。。


結局のところ、臭いに対処するために
何らかの技術で加工してあるみたいなので、
加工する過程とかも知る事が出来る方がありがたいです。
(企業秘密でしょうが・・)
バチルス菌自体は環境に優しいのかもしれないですが、
加工するのには工場などで薬品や人工的な物を使いそうで
そういう意味でも作り方を見せてほしいです。


重曹を撒いておくのが一番いいかもしれませんね。


うちには臭いにうるさい人がいるので、即効性を重視しつつで探しています。


バチルス菌の名前の由来

ラテン語を音写すると「バキッルス・スプティーリス」。

  • バキッルスが小さな棒、
  • スプティーリスが細い、


という意味だそうです。


乳酸菌は死んでいる

腐敗菌は、pH5.5以下(酸性)では生育が殆んど抑制されます。
 
また、乳酸菌のように、

自己生成した酸によるpH低下のために生育が停止し死滅する微生物


もあります。え、乳酸菌・・
どこかの広告?の通り、生きて腸に届くものとばかり思っていました。。


酢のものが体に良いとされる由縁、ですね。
ほか、「酸性雨」が気になったのですが・・
やっぱり「石けん洗濯」が環境には優しい様ですね。。

抗菌性活性リポペプチド(iturinn A、plipastain)と強力な界面活性を示す物質(surfactin)を分泌

消臭用途への実用化を目指した研究が行われている



臭い消し

 臭いが気になっても、キツイ薬品だと匂い(香り)が強いです。
臭いを消す効果はあっても体に悪そうで・・
上記の「バチルス菌」を使ってみましたが、即効性はなく
効果はおそらくゆっくり表れてきそうです。


 たまたま安くて買った、台所用の「ぬめりとり」というものを
お風呂の排水にも使ってみました。結果、臭いも気にならなくなり
薬品の匂いが全くありませんでした。香料が入っていない様です。
台所用品なので、食品の近くで使うせい?かもしれません。


 お風呂の臭い・薬品の匂いが気になる方は、
台所用の「ぬめり取り」使ってみるとマシかも知れません。
100均でもありますし、ドラッグストアでも300円程度です。
お風呂の臭い消し(カビ予防)は、臭いの気になる季節で
需要のあるのせいか、結構お高いと思います。


後日談:

「台所のぬめり取り」が使用期限・取り換え時期が過ぎてからの、


バチルス菌のみだとカビがあちこちで気になりました。


ゆっくり過ぎて、カビに負けているのではないかと思いきや。。


商品のホームページを見てみたら、
「換気扇は控えてください」
「菌がどこかへ飛んでしまいます」
と。。。(言い回しは違いますが)
うちの家はずっとつけっぱなしなので、恐らくはそのせいでした。


窓が少ないので換気扇をつけていないと息が詰まりそうです。
さらに湿気が気になります。
バイオも育つかもしれませんが、他にも虫など湧きそうです。


バチルス菌のカビ取り、我が家には向きませんでした。
結構お高いのでガッカリしました。
効果は半年とか書いてあったのに1~2か月で黴だらけ。
(換気扇をつけなければ大丈夫だった筈)


うちの場合、
「台所のぬめり取り」を併用すれば
ぬめり取りの有効期間内は効果があった様ですが・・
もしかして、台所のぬめり取りでバチルス菌が弱ってしまったのか・・


くれぐれも「混ぜると危険」は、気をつけてくださいませ。。。



参考サイト:

酸性雨に関する基礎的な知識
気象庁
https://www.data.jma.go.jp › env › acid › info_acid


連載 食品工場の衛生管理 - 沖縄県
okinawa.lg.jp
https://www.pref.okinawa.lg.jp › gijutsu › eiseikanri5-2
微生物とpH | 細菌とウイルス | お役立ち情報 - 東邦微生物病研究所
toholab.co.jp
https://www.toholab.co.jp › info › archive

今回、初めて知りましたが・・「バチルス菌」よりも、
以下の言い方が学術的みたいですね。1872年(明治5年)。

1835年(天保6年)


水質基準の国際比較(その1:微生物)
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/11/s1108-5g.html